アパート経営の教科書

アパートローン審査と借り手の安定性・収入・金融資産

借主(投資家)に安定的な収入があるのか、または金融資産はどの程度あるのか(借金も含めて)が審査の対象となります。当然ですが、公務員のように比較的安定的な職がある場合はプラスに評価されますし、逆に自営などの安定性が少ない場合はマイナスに評価されます。ただし、住宅ローンの場合とは異なり、借主の安定性よりは、収益性や担保的価値のほうが重視される傾向が強いです。(住宅ローンの場合は逆に契約者の安定性が重視されます)

アパート経営の教科書

アパートローンの借り手の信頼性

アパートローンの場合も住宅ローンなど他のローンと同じように借り手の信頼性も当然重視されます。

ちなみに、借り手の信頼性・信用の審査項目にはどのようなものがあるのか?という点についてですが、重要なものとしてあげらるのが、「3C(Capacity、Character 、Capital)」とよばれるものです。よくクレジットカードの審査で使われる言葉ですが、非常に明快で分かりやすいのでアパートローンの審査としても応用して説明します。

Capacity(返済能力)

ローンの返済能力です。一般には所得の金額や仕事の安定性などが重視されます。同じ所得であっても、安定した職業である方が高く評価されます。例えば、同じ年収500万円であっても公務員のそれと、自営業者のそれとでは公務員のような安定した職業についている人のほうが高く評価されます。

Character(返済資質)

ローンなどの返済に対する誠実さや人格などです。これは過去の銀行・金融機関での利用状況や付き合いの長さなども評価される他、信用情報機関における事故情報の有無などが大きく評価されます。また、申込書に嘘や虚偽がある場合などは大きく評価が下げられます。

Capital(返済担保)

ローンに対する担保能力を指します。ローンの対象となる物件だけでなく、他の金融資産や不動産資産などもあわせて審査の対象となります。ただし、ノンリコースローンを利用する場合には、この「借り主のCapital(返済担保)」は通常審査の対象にはなりません。詳しくは「ノンリコースローンとアパート経営」をご参照下さい。