アパート経営の教科書

アパートの利回りとリスクの関係

利回りは高ければ高いほどいいに決まっている。とおもいませんか?しかし、実際には利回りが高い物件というものは、それなりにリスクが高い物件でもあるわけです。ここでは、アパート経営におけるリスクと利回りの関係性について解説していきます。

アパート経営の教科書

そもそもリスクとは

アパート経営とリスク」の項目でアパート経営を行う上での様々なリスクを説明しましたが、そこで説明したリスクというのはどんな危険性があるのか?という項目を説明したに過ぎません。

そもそも、リスクというのは「ぶれ幅の大きさ」を意味しています。投資にはリスクがあるといいますが、利回り(リターン)とリスクは表裏一体です。リスクとは要するにぶれ幅のことであり、リターンが大きい投資はそれに応じたリスクがあるわけです。(参考:標準偏差とリスク

アパート経営でも収益物件を比較する際に「利回り」で物件比較を行います、しかし、実際には物件が上げる利回りが高いということは、逆を言えば物件価格が安いということになります。(物件価格が上昇すれば利回りは低下し物件価格が下落すれば利回りは大きくなるため)

では、なぜ物件価格が安いのでしょうか?それは単純です。その物件にはその価値しかないからです

アパート経営において流通している物件の価値というものは比較的公平だと考えて良いと思います。ということは、利回りが高い(物件価格が安い)というのには何か理由があると考えた方が良いでしょう。言い換えるとリスクが高い物件であるということです。

じゃあそれは何なにでしょうか?例えば「入居率の減少が今後予想される」「建物の寿命が残り少ない(劣化している)」「土地価格が下落しており、これに伴い長期的な賃料下落圧力がある」「不良住人が居住している」など色々でしょうが、最終的に賃料収入の下落や下落する要素(リスク)があるということです。