アパート経営の教科書

将来性とアパート経営

アパート経営の果実(収益)は数年でとり終わるものではありません。短くても10~20年近いスパンで考える必要があります。また、途中で中古アパートとしても売却できるように、将来性があることも大切です。立地とも類似しますが、立地が現在であるのに対して将来的な予測もたてておくと良いでしょう。例えば、大規模な再開発、大学や役所など入居者を生み出す施設の移転などが挙げられます。

アパート経営の教科書

将来性とアパート経営について

アパートに投資をする際は必ずその投資対象の将来性まで含めて検討しましょう。

例えば、ある物件が安く中古市場で流れていた。その物件は大学の側で学生の需要はかなり見込める。現に築10年なのに入居率は100%の状態が2年以上続いている。さらに利回りは12%もある。これは買いのだ!と判断したとしましょう。

確かにこの条件ならこの中古アパート物件は買いなのかもしれません。しかし、実際にはその大学は既に移転を決定しており、1年後にはすべての学部学科が遠方へと移転する。その後、大学の用地は4年間の間は再開発されない。というような土地だったらどうでしょう?おそらく高い確率でこの物件は1年後以後は入居者(希望者も)が激減することになるでしょう。

このように、アパート経営は投資をして1年~2年で投資を回収するような投資ではありません。10年、20年といった長期で考える投資なのです。つまり、地域の将来的な動向までを含めて投資を考えるようにしましょう。

先ほどの例と逆で言えば、大学や企業、大型の施設などの移転先として挙がった地域はそれなりの賃貸需要が生まれることになります。そのため、そうした地域への投資は上手くいく可能性が高くなります。